襖(ふすま)とは
写真のあるように、日本の和室に使われてきた横にスライドする、間仕切りの扉のことをいいます。
ふすまの張替えといいましても、そのふすまの種類、ふすまに貼る紙、お店によって価格は変わります。
襖(ふすま)の種類と料金
縁付き襖(ふすま)
一般的なふすまのことをいいます。
源氏襖
ふすまの一部に障子(しょうじ)をはめ込んだものをいいます。
ふすまの張替えは、一般的なものに比べて難しいものになります。
縁付きふすまと違い、障子の部分がくり抜かれているので、その部分の取り外すなどをして張り替えます。
太鼓襖・坊主襖
普通のふすまには扉の端に「縁」と呼ばれる部分がありますが、こちらは縁がないものになります。
茶室の入り口に使われることが多いです。
現代では縁がないとスタイリッシュに見えることがあり、普通の部屋に使われることもしばしばあります。
張替えはやはり難しいものになります。
戸襖
こちらは木の板に襖紙を貼ったものになります。一般的なふすまは木は板状になっておらず、格子状の骨組みから作られております。
戸襖は片方は洋室と、和室を仕切るのに使われることが多いです。洋室の雰囲気と、和室の雰囲気、どちらも壊さないように表と裏の表情を変えるときに便利なものになります。
例えば、片方は襖紙、片方は壁紙を貼るなどすることができます。
価格は片面だけを張替えるなどで料金が変わります。
襖紙と料金
襖の紙の種類によって大きく料金が変わります。
- ビニール襖紙
- 新鳥の子紙(普及品)
- モダン紙
- 糸入紙
- 織物紙(普通~上級品まで)
- 鳥の子紙
- 本鳥の子紙
襖の醍醐味とも言えるかもしれません。
紙の素材によっては大きくデザイン性がかわります。
もちろん紙の色によっても変わります。
お部屋をちょっとこだわりたいと考えたらぜひ、お近くの建具店にご相談ください。ご相談はこちら